銅版画シート:千手観音シェー
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千手観音がシェーする姿です
技法:メゾチント
版サイズ:20cm×25㎝
エディション:30
(エディションナンバーは指定できません)
人の体は左右対称で、目耳手足などそれぞれ二つづつある。
目は二つあることで立体感や距離感がつかめ、耳は方向感覚がつかめ、
足は交互に動かすことにより歩くという動作が生まれる。
手はというと、昔前足だったころはやはり左右交互に、同時に後ろ足とも
連動して動いていただろう。
ところが直立歩行するようになると、左右の連動性はそれほど必然性はない。
楽器を弾いたり、PCのキーボードをたたいたりと、訓練すれば左右独立して動かせる。
しかし突然飛んできたものを手でさえぎるとか、体が倒れかけたとき手で支えるとか、
とっさの時は両手が同時にでてしまうように、意識しないと左右連動して動いてしまう。
チラシ寿司をかき混ぜるとき、右手のしゃもじでかき混ぜながら
同時に左手のうちわであをつのは結構むずかしく、
桶の外にごはんを散らしてしまうように、意識していても不慣れなことはむつかしい。
左右2本の手でもむつかしいのだから、千手観音のように千本も手があったら
千本それぞれ独立して動かすなど、相当難しいし訓練もしようがない。
ムカデの足のように、機械的に連動したな動きしかできないのではないだろうか。
しかし
もし千手観音がシェーをすれば、千本の手が連動して少しずつ違った角度で並ぶと
さぞかしうつくしいことだろう。
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